今も残る香川の「海の送り火」が幻想的

ごまちゃん

2018年08月14日 08:54

送り火(おくりび)とは






お盆の行事の一つで、

お盆に帰ってきた死者の魂を現世から

ふたたびあの世へと送り出す行事のこと。




かつて地域ぐるみで行われていた海の送り火でしたが、


香川ではこの『白方の精霊送り火』だけしか残っていないと言われています。



白方の送り火も一度途絶えたのですが、


地元有志の手によって復活しました。




2009年に復活した現在の『白方の送り火』は、
白方の約150mの砂浜海岸沿いに

直径約80センチ・深さ50センチほどの穴を掘り、
108ヶ所の松の葉や枝で作ったたいまつを並べ、祭壇を設置します。

毎年、8月15日に行われます。

多くの観光客が見学に訪れます。




地元の人の想いと壮大な送り火に感銘を受けた岸本映画監督が、

2015年に映画化しました。
↓↓↓
ある夏の送り火





役者さんです。




撮影風景。

当日の臨場感をそのまま伝えたという監督さんの熱い想いから、

送り火は当日8月15日に、ぶっつけで撮影を行いました。





今年も8月15日(水)18時頃から

送り火が執り行われる予定です。
幻想的で

美しくもある

精霊の送り火。




あなたは、弔いの炎に何を想いますか?





開催場所:香川県さぬき市鴨庄白方海岸

夏の思い出作りに出かけてみては?


厳粛で幻想的な風景にきっと心を動かされること間違いなし。


★近辺のキャンプ場
・庵治太鼓の鼻キャンプ場
・とらまる公園キャンプ場
・みろく自然公園キャンプ場
・さぬき市シーサイドコリドールオートキャンプ場(西日本豪雨で修復中)

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